不整脈のまとめ

不整脈のまとめ

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

今日は不整脈(心房細動)についてまとめていこうと思います。

 

・概念

心房がある頻度で不規則に興奮するために脈が不整になるものです。左心房で血栓を生じやすく、脳塞栓症が引き起こされる可能性があります。

起きる頻度は、高齢になるとともに増加します。

 

・検査

心電図で心臓の信号を捉え、不規則な興奮がないかを確認します。また、超音波検査によって心臓の機能を確認します。

 

・治療

脳塞栓症の合併に最も注意が必要であり、発症頻度を下げるために抗凝固薬によって治療を行います。

ワルファリンは、ビタミンKに拮抗してプロトロンビンの合成を阻害します。つまり、最終的に血液を固める働きをするものになる物質を作らないようにします。しかし、ブロッコリーや納豆、青汁などビタミンKを多く含む食品を摂取してしまうと相互作用が起きてしまうため、注意が必要になります。

しかし、ダビガトランのような直接トロンビン阻害薬と言われる薬は、ビタミンKに拮抗しないため、ワルファリンに比べて食べ物への影響は少ないです。しかし、ワルファリンの方が昔から使われていたり、治療のモニタリングがしやすい、価格が安いなどの利点もあります。

 

以上が不整脈のまとめです。