実習中に行った基本の手指消毒

実習中に行った基本の手指消毒

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

 

手指の消毒では、ラビング法と言われるものが主流です。

60から80%のアルコール製剤が一般的です。消毒薬を手に取ったら、まず初めに指先から消毒するのがポイントになります。その後、手のひら、手の甲、指の間に擦り込みます。手指衛生の効果的なタイミングは5つあると言われています。

まずは、患者に触れる前です。手指を介して伝播する病原微生物からの患者の保護のためです。

次に、清潔・無菌操作の前です。患者の体内に微生物が侵入することを防止するためです。

3つ目は、体液に曝露された可能性がある場合です。患者の病原微生物から医療従事者を保護するためです。

4つ目は、患者に触れた後です。患者の病原微生物から医療従事者と医療環境を保護するためです。

最後に、患者周辺の環境や物品に触れた後です。これも、患者の病原微生物から医療従事者と医療環境を保護するためです。

 

このようにして、医療現場では毎回毎回こまめに手指消毒をすることによって院内感染を防いでいるのです。

私たちもここまでとは言いませんが、なるべく感染症にかからないようにするにはせめて、食べ物を食べる前には消毒をするなど、こまめな消毒が効果的なのではないでしょうかと思います。毎回手を洗うのは面倒ですし、洗えない環境もあるので、アルコールを持ち歩くのはすごく便利で効果的な予防法なのではないでしょうか。