予防接種の種類

予防接種の種類

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

最近はコロナウイルスのワクチンについてよくニュースで取り上げられているのを見かけます。では、日本の予防接種法はどのようになっているのでしょうか。

予防接種には定期予防接種、臨時予防接種任意予防接種があります。

定期予防接種は、予防接種を受けるよう務めなければならない、勧奨接種(国民の努力義務あり) です。また、市町村長が政令で定めた年齢の対象者があります。ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、麻しん、風しん、日本脳炎、結核、Hib感染症 肺炎球菌感染症(小児)、ヒトパピローマ感染症、水痘、B型肝炎(母子感染除く)の13疾病が対象でのA類疾病と、B類疾病があります。B類疾病は、努力義務はなく、市町村長が政令で定めた年齢の対象者に行います。インフルエンザ(高齢者)、肺炎球菌感染症(高齢者) の2疾病が対象です。

この2つの特徴は、

・定期予防接種の対象となる年齢、回数を定めています。

・定期予防接種の実施は市町村長です。

・臨時予防接種の実施(指示)は、都道府県知事または、厚生労働大臣です。

・国・地方自治体は対象疾患の特性、接種の必要性、有効性などを広報・啓発など 、十分な勧奨をすることが求められています。