大腸がんについて

大腸がんについて

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

今日は大腸がんについてまとめていきたいと思います。

 

・概念

大腸から発生する上皮性の悪性腫瘍です。大腸がんは大部分が高分化している腺癌です。結腸癌と直腸癌を併せて大腸がんとすると、女性の悪性腫瘍による死亡原因の1位です。特に大腸の下部にでき、直腸にできることが多いです。

 

・治療

早期の進行していない例では外科手術が第一選択です。しかし、切除不能だったり、再発の場合は化学療法をします。化学療法では、FOLFOX療法、FOLFIRI療法が有名で、優れた抗腫瘍効果を示します。最近では、これらの化学療法に血管内皮細胞増殖因子に対するモノクローナル抗体であるベバシズマブを併用することがあるそうです。

FOLFOX療法は、レボホリナート、フルオロウラシル、オキサリプラチンの併用療法です。持続点滴を2週間ごとに繰り返します。また、オキサリプラチンはブドウ糖液で希釈しなくてはならないことが有名です。嘔吐の抑制を目的に、グラニセトロン(5-HT3遮断薬)とデキサメタゾンを併用します。

また、FOLFIRI療法は、レボホリナート、フルオロウラシル、イリノテカンの併用療法です。

 

以上が大腸がんのまとめです。