バセドウ病について

バセドウ病について

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

今日はバセドウ病についてまとめていこうと思います。

 

・概念

ウイルスの感染などなんらかの原因で甲状腺刺激ホルモンの受容体に対する自己抗体が産生され、この甲状腺刺激ホルモン受容体抗体が甲状腺刺激ホルモン受容体をずっと刺激してしまうことで甲状腺ホルモンが無制限に分泌されてしまう病気です。

したがって、バセドウ病の症状は甲状腺ホルモンの分泌過剰によるものです。甲状腺腫、眼球突出、心悸亢進が三大主張です。甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、基礎代謝が亢進し、体温も上昇し、体重減少、発汗などの症状も現れます。ざっくり言うと、甲状腺ホルモンは興奮させるようなものなので、運動している時の状態が常に続いているイメージです。ずっと運動していたら汗も異常にかくし、心臓も速くなり、体重も減ってしまいますよね。

 

・治療

ほとんどが自己免疫性疾患の機序で発生しているため根治は難しいとされています。薬を飲むことで甲状腺の機能を正常に保つことで寛解を目指します。まずは、甲状腺ペルオキシダーゼを阻害する薬の投与がされることが多いです。これを阻害することで甲状腺ホルモンを作ることを抑えます。

 

 

以上がバセドウ病のまとめです。