関節リウマチについて

関節リウマチについて

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

今日は関節リウマチについてまとめていこうと思います。

 

・概念

関節リウマチは、原因不明の慢性的な全身性の炎症性疾患です。いろいろなところに多発する関節炎が特徴であり、アレルギーの機序で起きます。

 

・病態

自己抗体(リウマトイド因子)が産生されることで発症する自己免疫疾患です。このリウマトイド因子と変性IgGが結合したものが関節の滑膜に沈着し、炎症を起こします。この炎症が酷くなると関節が変形することもあります。

 

・治療

薬物治療には抗リウマチ薬と分子標的治療薬に分けられます。抗リウマチ薬はメトトレキサートが第一選択されます。しかし、効果が出始めるには6ヶ月ほどかかるため、長期的な治療を行う必要があります。また、メトトレキサートは薬を飲まない期間(休薬期間)がある薬なため、飲むタイミングをしっかり把握する必要があります。分子標的薬は、抗リウマチ薬でも効果が不十分の場合に使われるような立ち位置です。

 

以上が関節リウマチのまとめです。