高血圧症について
- 2021.08.31
- 化学
こんにちは。
今日は化学blogをやっていこうと思います。
最近は疾患別に疾患の特徴や病態、治療を学んでいるので、定期的にその疾患についてまとめていこうと思います。
今日は高血圧バージョンです。
・概念
高血圧とは、140/90mmHg以上の血圧で治療を始めます。ただし、心疾患、糖尿病などの疾患の既往がある場合はもう少し早くから治療を開始することがあります。高血圧が慢性的に続くと動脈硬化などの血管障害が起こり、危険な合併症が起こることがあります。
・分類
本態性高血圧症・・・はっきり原因がわからないが、遺伝子・肥満・塩分やアルコール過多・ストレスなどの原因が考えられます。
続発性高血圧症・・・腎性高血圧症など、基礎疾患のある高血圧症のことです。
・治療
まず、第一に食生活や運動などのライフスタイルの改善を行います。それでも効果が得られない場合に薬物治療を行います。
カルシウムチャネル拮抗薬は、妊婦には禁忌であり、副作用として歯肉増殖や頻脈が起こることがあります。ACE阻害薬は、心不全合併症例の第一選択に使う事が多いです。こちらも妊婦には禁忌です。最後に、AT1受容体遮断薬です。こちらも先程と同じような特徴があります。
以上で高血圧症の基本的なまとめを終わります。
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