トローチの穴は何の穴?

トローチの穴は何の穴?

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

みなさんは、トローチというお薬を知っていますか?おそらく多くの人が知っているかと思います。喉が痛い時に買うイメージがあるのではないでしょうか?

 

では、トローチとは、どのようなお薬なのでしょうか。

 

このお薬は、口の中で舐めて、徐々に溶かすことで、口の中の菌を殺したり、抑えるものです。口の中を怪我した時に菌が増えないように使ったり、咽頭炎、口内炎、もしくは、抜歯をした先にその部分から感染症にならないように用いることが多いです。

トローチと聞くと、ドーナッツのような飴を思い浮かべる方がほとんどなのではないでしょうか。

 

では、なぜ穴が空いているのでしょうか。これは、このお薬は舐めて徐々に溶かして使うものというところに答えがあります。舐めている時間が長いと誤嚥してしまい、喉に詰まらせてしまうリスクを高めてしまいます。もし、喉に詰まってしまった時に、穴が空いていることで空気の通り道ができ、呼吸ができるのです。

 

きっと、駄菓子にあるパイン飴もそんな理由があるのではないでしょうか…。もしかしたらパイナップルに似せているだけかもしれませんが…

このように、薬をより安全に使うことができるように工夫がされているのです。