認知性2

認知性2

こんにちは。

 

前回の記事ではアルツハイマー型の認知症についてお話しました。今回の記事では、他の2つについて紹介していこうと思います。

 

まずは、脳血管性認知症です。

これは、脳梗塞や脳出血などの、脳血管障害に関連して発認知症です。この病気の原因は、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病による脳血管障害が大部分を占めます。症状としては、記憶障害などの中核症状や、俳細・妄想などの周辺症状が現れます。そして、アルツハイマー型と同じく、症状は段階的に悪化します。この場合は、記憶障害などはあるが理解力や人格は問題ないことが多いです。このことを、まだら認知症といいます。

抗血小板薬の、アスピリン、シロスタゾール、クロピドグレル、そして、抗凝固薬の、ワルファリン、リバーロキサバン、アビキサバンを治療に使用します。

 

次に、レビー小体型認知症です。

これは、大脳におけるレビー小体の存在を特徴とする認知症のことを言います。原因は、レビー小体の沈着による脳の神経細胞の壊死です。症状としては、パーキンソニズム、認知機能障害、幻視があります。この病気は認知機能は変動します。この病気の治療には、ドネペジルが用いられることがあります。そして、周辺症状に対しては抗精神病薬や抑肝散が用いられます。

 

 

以上が認知症についてになります。