こんにちは。
今日は市販で売られているロキソニンの比較をして行こうと思います。
市販で売られているロキソニンは3種類ありますよね。
青いパッケージの、ロキソニンS
ピンク色のパッケージの、ロキソニンSプラス
ゴールドのパッケージの、ロキソニンSプレミアム
です。
ではいったいこれらは何が違うのでしょうか。
まず、ロキソニンSですが、病院で市販されるロキソニン60mgと同じものです。市販のロキソニンSにも同じ、ロキソプロフェンナトリウムが約60mg入っています。これは知っている人も多いと思いますが、かなり主流の痛み止めですよね。頭痛、関節痛、打撲痛、歯痛、生理痛、発熱、筋肉痛などに適応があります。
そして、ロキソニンSプラスは、先程のロキソニンSに胃粘膜保護成分が追加されています。この、胃を守る成分が、酸化マグネシウムというもので、33.3mg入っています。通常、胃を守るために使う量に比べるとかなり少量ですが、入っていないより入っている方がいいではないか、ということです。ロキソニンの成分であるロキソプロフェンナトリウムは、胃を荒らしてしまうことがあります。通常のロキソニンSを飲んで、胃の不快感がある方にお勧めなのがこの商品です。
最後に、ロキソニンSプレミアムは、ロキソニンSにつらい痛みに効く成分が追加配合されています。ロキソニンSの成分にプラスして、アリルイソプロピルアセチル尿素 60mg、無水カフェイン 50mg 、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 100mgが配合されています。これはいわゆる鎮静薬です。痛くなると思い混んでしまう方、痛みで気分が憂鬱になってしまう方にお勧めです。この商品だけは1回2錠飲まないといけないところが難点ですね。
初めてロキソニンを使う方には、まずロキソニンSをお勧めします。そして、飲んでみてから自分に合うものに変えるのか、そのままにするのか薬剤師さんと一緒に考えていくのがいいのではないでしょうか。
皆さんが薬局で痛み止めを買う時の少しの参考になると幸いです。