大腸がんについて

大腸がんについて

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

 

大腸がんと聞いてどんな状態を思い浮かべるでしょうか。

大腸癌とは、

・大腸の粘膜に発生する上皮性悪性腫瘍

・発生部位により結腸がん直腸がんに分けられます。

・よく起きる部位はS状結腸直腸です。

・権患率、死亡率ともに増加傾向にあります。

・死亡率は、悪性新生物の中では女性が最多のがんです。

・組織型は腺がんです。

 

大腸癌が起きる原因は大きく分けて3つあります。

 

1つ目は、散発性大腸がんです。これは、環境因子の爆露と遺伝子変異の蓄積によっておきます。

次に、遺伝性大腸がんです。これは、リンチ症候群、家族性大腸腺腫症(APC遺伝子の変異)などがあります。

そして、最後に、炎症性腸疾患です。つまり、潰瘍性大腸炎です。

 

大腸癌は、症状早期で無症状が多く、進行するにつれて便秘や血便腹痛などが現れます。

 

FOLFOX療法、FOLFIRI療法、XELOX(CapeOX)療法などの化学療法や、分子標的薬を使って治療します。分子標的薬は、ベバシズマブ(抗ヒトVEGFモノクローナル抗体製剤)、セツキシマブ(抗ヒトEGFRモノクローナル抗体製剤)、レゴラフェニブ(睡癌血管新生や腫癌形成に関わる様々なキナーゼを阻害)などを使います。

 

 

 

以上が大腸癌と、その治療薬についてです。