食中毒の種類1

食中毒の種類1

食中毒①

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

今日は食中毒について話していこうと思います。食中毒と言っても、色々な原因菌やウイルスがいて、それぞれ特徴や注意するポイントが変わってきます。

その中で代表的なものを取り上げていこうと思います。

まず、食中毒には大きく分けて、感染型食中毒毒素型食中毒の2種類があります。

感染型食中毒は、食品と共に摂取した細菌が体内で増殖して腸に感染するものです。腸で毒素を産生する菌としない菌がいます。

反対に、毒素型食中毒は、食品中で細菌が増殖し、その時に産生した毒素を食品と共に摂取することで発症します。例えば、ボツリヌス菌、黄色ブドウ球菌などがあります。

つまり、

毒素を摂取しないものは感染型。

毒素を摂取するものは毒素型。

となるのです。

ちなみに食中毒の発生状況ですが、2013年〜2017年の5年間において、患者数1位はノロウイルス、1件あたりの平均患者数1位はウェルシュ菌となっています。

 

まず、ウイルス性食中毒の原因として多いのが、ノロウイルスです。

原因食品:カキの生食

潜伏期間:1〜2日

特徴:冬に多い

感染力が強く、二次感染を起こす。

加熱調理が有効。

次亜塩素酸ナトリウムで消毒。

などの特徴があります。