エネルギー代謝について

エネルギー代謝について

こんにちは。

今日は化学blogをやっていこうと思います。

皆さんは、カロリーカロリーと日常生活で言うことがあると思いますが、実際は何がどのくらいのカロリーなのでしょうか。そのために、エネルギーをはかる基準のようなものを紹介したいと思います。

 

まずは、Atwater係数です。これは、栄養素1gを摂取したときに、体内で実際に利用さ私エネルギー量の平均値のことです。(生理的燃境値とも言います)

・糖質1g = 4kcal

・脂質1g = 9kcal

・タンパク質1g = 4kcal

で計算します。

 

次は、呼吸商です。これは、呼吸により単位時間あたりに消費された酸素量と、排出された二酸化炭素量の容積比のことです。呼吸商により、体内での糖質や脂質、タンパク質の燃焼割合を調べることができます。

・糖質の呼吸商= 1.0

・タンパク質の呼吸商= 0.8

・脂質の呼吸商= 0.71

で計算します。

呼吸商は、CO2排出量/O2消費量=呼吸商で導きますが、呼吸商が1.0に近いほど体内の糖質がよく燃焼され、0.71に近いほど体内の脂質がよく燃焼されていることになります。

 

次に安静時エネルギーです。これは、消費量座って安静にしている状態で測定したエネルギー消費量のことをいいます。基礎代謝量の1.2倍程度です。

推定エネルギー必要量は、基礎代謝量に身体活動レベルをかけて求められるものです。身体活動レベルは3段階に分けられています。

推定エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベルで求められます。

 

このように、体内のエネルギー、カロリーはいろいろな方法で求められ、代謝されています。