食中毒の種類2
- 2021.03.31
- 化学
次に、細菌性食中毒の原因です。
まずは、サルモネラ属菌です。
分類:感染型原因
食品:菌に汚染された鶏卵、食肉
潜伏期間:6〜72時間
特徴:乾燥に強い
加熱調理が有効
などの特徴があります。
次に、カンピロバクターです。
分類:感染型原因
食品:菌に汚染された鶏肉、環境水、牛レバー
潜伏期間:2〜5日(やや長い)
特徴:乾燥に弱い加熱調理が有効
などの特徴があります。
3つ目は、腸炎ビブリオです。
分類:感染型
原因食品:海産魚介類など
潜伏期間:8〜24時間
特徴:真水での洗浄、加熱調理が有効耐熱性溶血毒を産生
などの特徴があります。
4つ目はセレウス菌です。
分類:感染型、毒素型
原因食品:穀類など
潜伏期間:咽吐型は短く下痢型は長め
特徴:
などの特徴があります。
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5つ目は腸管出血性大腸菌です。
分類:感染型
原因食品:牛肉
潜伏期間:3〜5日(長い)
特徴:二次感染を起こしやすい
加熱調理が有効
ベロ毒素を産生する
小児や高齢者で溶血性尿毒症症候群の恐れがある。
などの特徴があります。
6つ目はウェルシュ菌です。
分類:感染型
原因食品:カレーやシチュー、学校給食
潜伏期間:6〜18時間
特徴:腸でエンテロトキシンを産生1件あたりの患者数が多い
などの特徴があります。
7つ目はボツリヌス菌です。
分類:毒素型
原因食品:真空パックの食品
潜伏期間:8〜36時間
特徴:食品中で神経毒のボツリヌストキシンを産生発症数は少ない
などの特徴があります。
最後は黄色ブドウ球菌です。
分類:毒素型
原因食品:素手で作ったおにぎりやサンドイッチ潜伏期間:1〜6
特徴:耐熱性の毒素を産生=加熱調理は無効激しい唱吐が主症状人
などの特徴があります。