抗酸化物質②

抗酸化物質②

こんにちは。

 

昨日化学blogで抗酸化物質について説明しましたが、今日はその続きをやっていこうと思います。昨日はポリフェノール類をやりました。今日は、カルテノイド類をやっていきます。有名なカルテノイド類は、リコピンアスタキサンチンがあげられます。サプリメントのCMでもお馴染みな名前ですよね。

 

 

リコピンは、トマト、スイカに含まれる赤い色素成分です。抗酸化作用を持ちます。また、血中HDLコレステロールを増やす効果により、機能性標示食品の関与成分になります。

βカロテンは、にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれる黄色もしくはオレンジ色の脂溶性色素成分です。体内でビタミンAとなるプロビタミンAがあり、ビタミンA源の栄養機能食品として認められています。

ルテインは、ホウレンソウなど緑黄色野菜や卵黄に含まれる黄色色素成分です。黄斑色素密度の増加によるブルーライトなどの光ストレスの軽減や、色コントラスト感度の改善により、目の調子を整える機能が認められた機能性標示食品の関与成分です。

アスタキサンチンは、エビやカニなどの甲殻類の殻や、サケの赤色筋肉成分に含まれる赤色色素成分です。目のピント調節機能のサポートや、血中脳質の酸化抑制、肌の潤いを守る機能が認められた機能性標示食品の関与成分です。

 

 

いかがでしたでしょうか。抗酸化物質なんて専門的な言葉を使うと馴染みがない様に感じますが、ほとんど聞いたことがある様な成分だったのではないかなと思います。何気なく使っていた成分名だと思いますが、どんなことに効くのかしっかりわかっていた方が堂々と体に良いよ!と言い張れますね。老化の予防に抗酸化作用のあるものは大切なので、いつまでも若々しい身体でいられるように積極的に摂取していきましょう。