自宅で本格ハンドドリップ!

自宅で本格ハンドドリップ!

こんにちは。

今日は自宅で誰でも簡単に本格的なコーヒーがいれられる方法を紹介していきたいと思います。私はハンドドリップコーヒーを売りにしている喫茶店でアルバイトしているのですが、そこで習ったコーヒーの淹れ方を、家でもできるように簡単にアレンジしてみました。

 

 

①ペーパーフィルターをお湯で濡らし、豆を入れます。

コーヒーの淹れ方1最初にフィルターにお湯をかけておくことで、紙の臭いを取ることができます。また、この時にドリッパーの下にマグカップを置いておくことで、カップを温めることができます。これをすると、実際にコーヒーを入れたときに温度が下がりにくくなります。フィルター内のお湯がカップに落ちきったら、ひいたコーヒー豆を入れます。豆の種類によって分量は変わってくるので、袋などに書いてある説明を読んで入れてください。わからない時はだいたい1人前15g(大さじ1杯)です。豆を入れたら、ドリッパーを左右に揺らし平らにします。

ここまでいけば準備は完了です。

 

 

②少量のお湯で豆を蒸らします。

最初に豆を蒸らすことはとても大切なポイントです。この時お湯は90度くらいがいいです。だいたい、1回お鍋でお湯を沸騰させて、注ぎやすい容器に移したくらいがこの温度になります。この時、口の細いやかんがあると便利ですが、無い場合は、ティーポットでも大丈夫です。蒸らすときのお湯の量は、豆全体が濡れるくらいがいいです。濡らした後は10秒くらい何もしないで放置してください。蒸らす前に①で入れたお湯をカップから捨てておくことを忘れないで下さいね。

 

 

③実際にドリップを始めます。

ドリップ中蒸らし終えたら実際にドリップをしていきます。やかんの口を出来るだけ下げて、優しくお湯を注ぐことを意識してください。中心から注ぎ始めて、円を描き、中心に戻ってくるように手を動かしてください。だいたい、3秒で2周させる速度です。この時、絶対にペーパーフィルターにはお湯をかけないように注意してください。1度にたくさんのお湯を入れすぎないようにして、1回注いでコーヒー豆が膨らんだら、その膨らみが平らになるのを待って、2回目を入れてください。そして、自分が飲みたい量になるまで、注いで、待って、を繰り返します。

 

 

④これで完成です。

ドリップの終わり③で、自分が飲みたい量まで繰り返すといいましたが、あまりに長い時間をかけているとどんどん苦くなってしまうので、1分半くらいでは落とし終わるようにしてください。また、1番最後に入れたお湯は最後の最後までは落とし切らず、途中でドリッパーをマグカップから外してください。ドリップの最後は、エグ味や雑味が出やすいので、その部分をカップに混ぜないようにするためです。落とし終わったフィルター内の豆が写真のように淵を作っていたら成功です。

 

 

 

ペーパーフィルターは事前に濡らしておく。

フィルターには直接お湯をかけない。

お湯は1度沸騰させる。

最後まで落とし切らない。

色々と細かく説明してきましたが、それぞれの豆によってやり方も違ってくるので、上のポイントだけはしっかりと守って、自分の好みの味になるような淹れ方を探してみるのも楽しいですね。