化学

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下剤に含まれる漢方成分の副作用

こんにちは。 今日は化学blogをやっていこうと思います。   今日紹介する漢方薬の生薬は、大黄と芒硝です。どちらも下剤としての効果がありますが、芒硝は、過剰に取りすぎてしまうと下痢やむくみの原因になってしまいます。誰でも下剤を飲みすぎたらお腹を下すことなんて想像できますよね。   大黄は、乙字湯、大柴胡湯、大黄甘草湯、防風通聖散などに使われています。 この生薬の下剤としての主 […]

新陳代謝を助ける漢方

こんにちは。 今日は化学blogをやっていこうと思います。   前回の投稿では、麻黄、甘草の配合されている漢方薬で起こる可能性のある副作用について説明しましたが、今日は、附子が配合されている漢方薬で起こる可能性のある副作用について話していこうと思います。     附子が配合されている漢方薬は、牛車腎気丸、真武湯、八味地黄丸などがあります。この名前だけ 聞くとなんのこと […]

お菓子にも使われる漢方?

こんにちは。   今日は化学blogをやっていこうと思います。 タイトルにもあるように、漢方の中には、お菓子に使われているものもあります。それが甘草です。甘草は、エキス製剤の約7割に入っているため、同じように甘草の含まれている薬剤との併用には注意が必要です。   例えば、乙字湯、小青竜湯、人参湯、半夏瀉心湯など様々な漢方薬に使われています。甘草はかぜ薬、解熱鎮痛消炎薬、痰を取り […]

麻黄が配合されている漢方薬で起こる可能性のある副作用

こんにちは。   漢方薬には様々な漢方が配合されていますが、その中でもよく使われる漢方がいくつかあります。今回はその中の1つである麻黄の副作用について話していこうと思います。 麻黄が配合されている漢方薬として、葛根湯、小青竜湯、麻黄湯、防風通聖散などがあります。この中でも、葛根湯や防風通聖散は有名なので聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。   麻黄は高齢者や胃腸の弱い […]

漢方医学における診療の仕方②

こんにちは。 前回の記事で漢方医学においての診療の仕方の1部についてお話しましたが、今回はその続きをやっていこうと思います。   四診のうちの残り、聞診、問診、切診です。     聞診とは、聴覚と臭覚による情報収集の仕方です。患者さんの喋り方や声のはり、問いかけに対する応答から現在の状況を推察します。また、呼吸音や腸音、体臭や息の匂い、排泄物の匂いから情報を得ることが […]

漢方医学における診療の仕方①

こんにちは。 今日は、漢方医学における診療の仕方について話していこうと思います。 漢方医学の代表的な診療の仕方には4つあり、望診、聞診、問診、切診と言われています。   まず、望診は、視覚によって情報を得ること、つまり、観察することです。患者さんの動作や容姿から、眼光、顔色、皮膚の具合、爪、舌の観察など、いろいろな角度から詳細に見ます。 例えば、皮膚は、色つやがよく、適度な湿り気があるこ […]

西洋医学と漢方医学の肝臓の違い

ペンとノート

こんにちは。 今回の記事では、西洋医学と漢方医学の五臓の1つである、肝臓の考え方の比較をしていこうと思います。   簡単に図で紹介すると、このような感じになります。臓器の中でも、肝臓は多くの機能を持つ器官になります。例えば、心臓は血液を送り出すポンプの役割ですし、肺はガス交換を行う器官です。   まず、西洋医学の肝臓の機能は、抗体産生、グリコーゲンを作る(糖質代謝)、解毒機能、 […]

漢方における、疾病のステージ分類

こんにちは。   漢方における病気のステージ分類は、病気の原因に関係なく、生体の症状の出方によって分類されています。つまり、現在の医学では明らかに原因の違う疾病でも、生体の反応パターンが同じであれば、同じステージに分類されます。 六病位は、この疾病のステージ分類のことを言いますが、対処方法は、「汗」、「吐」、「下」、「和」、「補」の5種類があります。     「汗」法 […]

風邪の初期症状に効く代表的な漢方製剤

こんにちは。   だんだん寒くなってきましたね。インフルエンザや風邪が流行ってくる季節なのではないでしょうか。今日は、風邪の初期、漢方医学で言うところの、太陽病期の時によく使われる漢方製剤を紹介したいと思います。     西洋の医薬品では、「風邪」という症状に対して薬を処方しますが、漢方では、同じ風邪でも、その人によって、症状の出方によって、処方を変えます。 ここでよ […]

漢方薬の剤形

こんにちは。 皆さんは漢方薬を想像した時に、どのような剤形を思い浮かべますか?     多くの方は、 これを想像するのではないでしょうか。   今日本で主流の剤形は、この乾燥エキス剤と言われているものです。エキス剤は生薬の浸出液を濃縮して製したもので、水飴のような軟エキス剤と、砕くことのできる粒状の乾燥エキス剤があります。このエキス剤の開発により、漢方薬の利便性や汎用 […]

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