2021年3月31日

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骨粗鬆症治療薬2

前回の記事では骨粗鬆症の治療薬の途中まで紹介しました。 今回はその続きを書こうと思います。   ・ビタミンK製剤(メナテトレノン) 作用機序:骨基質タンパク質であるオステオカルシン中のグルタミン酸残基のカルボキシル化を促進 効果:骨形成促進 特徴:骨粗しょう症における骨量低下や寝痛に有効   ・ビスホスホネート製剤(エチドロン酸、アレンドロン酸など) 作用機序:破骨細胞に取り込 […]

薬害ってどんなものがあるの?

こんにちは。 今日は薬害ってどんな物があるのかを紹介したいと思います。   まず、有害事象とは、医薬品の使用によって生じたあらゆる好ましくない反応のことを言います。医薬品との国果関係の有無は間わないです。次に、有害反応(狭義の副作用)とは、医薬品の使用によって生じた好ましくない反応のうち、医薬品との固果関係が否定できないもののことを言います。そして最後に薬害とは、有害反応(狭義の副作用) […]

血液凝固系2

前回の記事では怪我をした時に血管が塞がる方法を紹介しましたが、血が固まるだけでは、血管は詰まってしまいます。そこで、人の体には、血液をサラサラにする働きがあります。   それが線溶系です。これは、フィブリンがプラスミンによって溶解される流れのことをいいます。プラスミノーゲンアクチベーター(PA)は、プラスミノーゲンからプラスミンへの反応を促進させます。   そして、プラスミノー […]

血液凝固系

こんにちは。   今日は化学blogをやっていこうと思います。   私達の血管は、血液凝固系というものが存在していて、血管が損傷を受けると血管の収縮、血小板の凝集、フィブリン血栓の形成という一連の流れを経て止血が行われます。これにより、怪我をしてもずっと血が流れ出ることはないのです。   まず、怪我をすると、血小板の凝集(一次止血)がおきます。 ①血小板の血管が損傷す […]

DNAの変異の種類

こんにちは。 今日は化学blogをやっていこうと思います。 私達のDNAは日々コピーされていますが、その中で、コピーに失敗してしまうものもいます。今日はその失敗、つまり変異にはどんなものがあるのか紹介したいと思います。 まず、DNAの突然変異の代表的なものとして、一塩基置によるものや、ヌクレオチドの欠失・挿入によるものがあります。 一塩基置換による変異には、ミスセンス変異(DNAの一塩基置換により […]

免疫反応って???

こんにちは。 今日は化学blogをやっていこうと思います。私達の体には、免疫反応を起こしてくれる細胞がたくさんいます。この記事では、どんな細胞がどんな働きをしているのかについて話していこうと思います。   まず、免疫反応は自然発免疫と獲得免疫に大別されます。自然免疫を持つ動物は、無骨権動物から資椎動物までです。関わる細胞は、マクロファージ、好中球、NK細胞、樹状細胞などで、貪食やNK細胞 […]

エネルギー代謝について

こんにちは。 今日は化学blogをやっていこうと思います。 皆さんは、カロリーカロリーと日常生活で言うことがあると思いますが、実際は何がどのくらいのカロリーなのでしょうか。そのために、エネルギーをはかる基準のようなものを紹介したいと思います。   まずは、Atwater係数です。これは、栄養素1gを摂取したときに、体内で実際に利用さ私エネルギー量の平均値のことです。(生理的燃境値とも言い […]

消毒薬

こんにちは。 今日は化学blogをやっていこうと思います。 消毒、滅菌、除菌、殺菌・・・いろいろな言葉がありますが、区別はついているのでしょうか。   まず、消毒は、微生物の数を減少させるものです。必ずしも全ての微生物を殺滅するものではありません。滅菌は、芽胞を含めた全ての微生物を殺滅します。     消毒薬は高水準消毒薬、中水準消毒薬、低水準消毒薬の3つに分類するこ […]

高尿酸結晶、痛風について

こんにちは。 今日は化学blogをやっていこうと思います。 皆さんは、高尿酸結晶や痛風と聞いてどんな状態かわかるでしょうか。まず、この2つは何が違うのでしょうか。   まず、高尿酸血症は、痛風の概念血中の尿酸値が、性別や年齢を問わず7.0mg / dLを超えている状態のことを言います。そして、この状態が続き、関節等に尿酸が沈着して結晶化し、炎症を起こす病気を痛風といいます。高尿酸尿症や痛 […]

認知性2

こんにちは。   前回の記事ではアルツハイマー型の認知症についてお話しました。今回の記事では、他の2つについて紹介していこうと思います。   まずは、脳血管性認知症です。 これは、脳梗塞や脳出血などの、脳血管障害に関連して発認知症です。この病気の原因は、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病による脳血管障害が大部分を占めます。症状としては、記憶障害などの中核症状や、俳細・妄想などの […]

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